【感想】個人的におススメのアニメランキング!2018年版
マイノリティであれ。
SEO弱そうなタイトル。どうも、弦間寄港です。
2017年に弦間寄港が見たアニメでランキングします。
「コードギアス」や「CLANNAD」といった誰でも年に一度は見るお祭り的なアニメは他のレビューサイトで腐るほど紹介されてるので割愛します。
ただそう言ってしまうと下手なアニメを紹介して「これメジャーアニメじゃないとか池沼でしょ」って言われたくないので、そこの定義は曖昧です。私が2017年に見たアニメであることが前提なのでメジャーとかマイナーとかは気にしないでください。「なんでこのアニメを2017年に見てるの? にわか?」とか古参ぶらないでください。
ちなみにメジャーで面白いアニメランキングをつけるなら、
といった感じ。所詮私もコードギアスを一位に上げる人間だったというわけです。
「SAO入ってないやんけ!」とかいう人は土に帰ってください。口もききたくないです。ちなみに私はAW派閥ですので真正面から戦争を所望します。(過激派)
1位:ハイキュー!! 烏野高校 VS 白鳥沢学園高校
言わずと知れたジャンプ作品のバレースポコンもの。背の低い主人公が弱小バレー部と共にジャイアントキリングを起こしていく作品です。
2016年のアニメですが近年のアニメで自信を持って一番に選べます。
ジャンプのスポコンであるのに加えて続編ものなのであまり勧めても見てもらえないのですが、それを加味してもアニメとして魅力的でした。誰かと一緒に語らせて。
作画や音楽や演出や声といった要素も最高であることながら、スポーツものなので頭を使わず純粋に面白いの一言に尽きます。
以下ネタバレを少し含めて感想を言います。
月島が好きすぎた。ほんっっっとあの子はかわいすぎる。
一期からひねくれてくすぶってて、大王様にも「目立たない子」呼ばわりされてたのに本作で化けたよね。「っしゃぁぁぁぁぁ!!!!」はマジで鳥肌立った。あの時の兄貴の顔すごい分かりみある。
牛若をブロックしたあの回で「あ、これ絶対好き」って言ってました。たぶんスタッフの方がハイキュー滅茶苦茶好きでその愛が伝わってきた。三期まで見てよかったと思えるアニメでした。
2位:ガッチャマン クラウズ
少し変わり者の女子高生・一之瀬はじめに渡された一冊のNOTE。それは「ガッチャマン」の変身アイテムだった。まあそんな秘密結社は置いておいて、GALAX、CROWDSでにぎわう世間。そんな善意や悪意なんて日常を、一之瀬はじめがぶち壊していく。
ひたすら内田真礼が好きになる作品。
他のレビューサイトとか見てて全く話題になってなかったのが私の中ですごい話題になってました。
「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」や「夜ノヤッターマン」みたいな昔の作品を今風にアレンジしたものをリブート作品と呼ぶらしいのですが、なんとなくそれって原作知らないと楽しめないのではと思って避けてきたんですよね。
で、BGMに探してたアニメで見つけたのが本作。見てみたら面白いのなんの。
まずはキャラから好きになって、後からストーリーがキャラに上手くハマっていった。
まず主人公が女の子というのがいいな、と思いました。はじめちゃんに振り回されるすがね君も見てて楽しくかわいらしいです。このコンビ一生愛してる。(ラブコメじゃないです)
設定が非常に魅力的で、程よい近未来SFだな、と感じました。
一期ではGALAXというSNSを扱った利便さとその問題を、二期では一期の設定を活かしながら「スマホ選挙」を中心に話が展開していきます。
一期のテーマを文字にすると「ソーシャルな世界の悪意と人の持つ善意のぶつかり合い」みたいなスペースオペラチックになってしまうのですが、全然そんな堅苦しい感じがしないのはやっぱりキャラの力なんですよね。まあ主人公が内田真礼のせいだと思うんですけど(褒め言葉)
またバトルものとしても見ごたえ有、他の声優陣も印象に残る声をしていらっしゃいました。
個人的には(他の方もそうだと思いますが)ベルクカッツェは宮野節が炸裂しすぎて好きすぎた。
ベルクカッツェは二期でほんとかわいいポジションになりましたね(笑)
「二期はあまり評判よくないよね」とは友人の話。確かに認めざるを得ません。一期はどのキャラも魅力的だったのに加えてストーリーとバトルが上手くかみ合ってたのですが、二期の新キャラはなんだかなぁという感じでした。正直つばさちゃんはヘイトを集めすぎたと思うし結果として話はなにも解決してないと思うんですけど
ただ二期では塁くんに腹筋壊されましたけどねw
二期はですね、スマホ選挙はあまり面白くないんですけど、話の締め方としてはじめちゃんがカッコよかったです。
後、一期で滲んでいた塁くんの危うさがしっかりと書かれていました。そっちを中心にしてくれても良かったなぁと思いますけど。鈴木リズムさんは魅力的なキャラクターですよね。
綺麗に終えた一気の後の二期を蛇足という人もいらっしゃいますが、個人的には「やってくれるだけでありがたい」という考えなので見ておいて損はないかな、と思います。ちなみに私は「サイコパス二期は俺は好きだよ」ってずっと言ってます。
3位:プリンセスプリンシパル
スチームパンクのガールズスパイアクション。王国と共和国で行われるスパイ合戦。形式としては一話完結の短編ではあるものの、全編を通してストーリーがある。
友人とスチームパンクいいよねってずっと言ってました。
歯車が躍る蒸気機関の街をオープンカーで突っ走る。浪漫じゃないですか。
主要登場人物は皆女の子で一癖も二癖もあるのですが、彼女らの絡みを見るとついニヤリとさせられる。
各話が短編なので面白さに差はあるのですが、個人的には「当たり」か「すごく当たり」かの二択でした。本作を三位に持って来たのは「すごく当たり」が良かったからでしょう。
個人的に気に入っているのは6話、case18。エンディングの余韻が最高だった。
まだプリプリを見てない人を家に招いて6話から見せたい。絶対ハマるから。
さて本作では申し訳程度のSF要素があります。そうですケイバーライトです。これがアクションとして一味も二味も面白さを増しているというか、ここに男のロマンが詰まっている。
絶対にスタッフが好きなんですよね。愛してるぜ。
とにかくスタッフの趣味というのがよく分かる作品でして、個人的にはドストレートにどのキャラも好きでした。
これは一番言われていることになってしまうのですが、大河内チェンジリング作戦はほんとすこ。
は、おいといて。重要なネタバレになるので語りませんが、あの伏線回収は上手いと思わされました。やっぱ大河内は天才だったか。
4位:幼女戦記
幼女に転生したやり手ベンチャー系エリート思考ひねくれサラリーマンの主人公(ここ重要)が幼女に転生する。帝国に勝利をもたらすその軍人は幼女であり、そして──
其れは、幼女の皮を被った、化け物──
本作を一言で表すなら、ターニャちゃんまじターニャちゃん。二言目にはCV:悠木碧っていつも言ってます。
主人公無双系の作品と思いきや戦記としても分かりやすく、見ごたえがある作品です。
戦争とか戦記とか詳しくはないのですが、戦争が好きな人ってこういうのが好きなんだなって理解しました(最高にハイ)
無双系と言ってしまうとご都合主義のラノベテンプレみたいなイメージですが、この幼女がたまらなく自己保身と資本主義に長けた頭脳の持ち主なので、視聴したら絶対好きってなります。
視聴前はキャラデザで少し不安を感じましたが、動くと全然気にならないものですね。それだけ話に魅力があります。話全体を通して隙が無い作品に仕上がっていました。
……強いて言うならば、一話と二話は順序が逆でもよかったかなと思います。二話で本作のやりたいことが見えてくるので是非一話切りしないでもらいたいものです。
5位:ユーリ!!! on ICE
フィギアスケート・グランプリファイナルで最下位の結果に終わった日本代表の主人公・勝生勇利。そんな彼が披露した一度のスケートに魅せられたフィギア世界一位・ヴィクトル。彼との出会いが勇利を変えていく。
女性向けかと思いきや、男性でも楽しめる作品。
というのを知ってほしいです。私もリアタイでなければ見てなかったと思う。
本作の魅力はストーリーと音楽のマッチング。フィギアでひたすら魅了する。
ヴィクトルとの関りで変化していく勇利の心情を、言葉ではなくフィギアスケートで表現している。それを演出できるのはアニメ以外に無理だろうし、それを演出するアニメもすごい。もはや芸術的ですらある。
また、音楽が非常に魅力的。「Yuri on ICE」は聞くたびに魅力が増していって、初のお披露目と最終回は体が震えた。最高だった。
ただ、話の都合で多くのキャラクターを見せる必要があり、後半は欠け脚気味だったのが残念でした。あとは作画も駆け足気味だった。
それでもアニメの新しい魅力として本作は是非見て頂きたい作品です。
6位:ピンポン
元最強、現落ちこぼれの卓球部、主人公・星野。元いじめられっ子、現卓球部のエースカットマン、月本。曲がるに曲がった彼等が向き合うのは、やはり卓球しかないのだ。
「ヒーロー見参!」最高に愛してるぜ。
松本大洋の絵を抜きにしてなんも考えずに見て欲しい。最高だから。
どこのアニメランキングでも取り上げてる作品ですね。これぞ名作。
星野の葛藤やそこからの立ち上がり方がひたすら真っすぐでかっくいい。視聴者にまっすぐ面白さが飛び込んでくる。
月本もまた言い得ぬ魅力を含むキャラで、でもどこか憎めない。彼も星野とはまた別のベクトルでまっすぐなところがあって、この二人がぶつかるところを是非見届けて欲しいわけです。
ドラゴンや悪魔、上海など憎めないキャラばかりであります。ひたすら熱く、ふとした台詞の一言にニヤリとさせられる。
レビューしといてなんですが、漫画と実写の方がいいですよね(小声)
アニメだとちょっと長く感じました。コンテンツとして既に面白いから。
7位:普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。
頭を使うな。面白いだけかみしめろ。
BGMとして最適で思わず原作を買いました。最高でした。
ジャンルとしては日常系アニメなんでしょうか。まあ芳文社です。芳文社にもニトロプラスの某作品とかありますケド……。
キャラもそうなんですが、こののんびりとした雰囲気が魅力的ですよね。
「普通の女子校生」を強調するだけあります。……とか言うと「普通のJKはこんなLineしねーよ作者絶対おっさんだろ」って言われちゃうんですよね? 分かる。
まんがタイムきらら系列では珍しく、萌え(死語)っとした感じではなく文字通りの日常系。これでアイドルしてるというのだから笑ってしまう。なにゃこちゃんがひたすら可愛いですね。
8位:ガールズアンドパンツァー
乙女の嗜み「戦車道」から離れるため、大洗女子学園に転校してきた主人公・西住みほ。しかしひょんなことから再び戦場に戻ることになる。戦車の道、その先にあるものは……?
言わずと知れた社会現象アニメですね!
個人的なおススメと言いながら所詮はガルパンおじさんだったということです。
戦車は特殊なカーボンで守られてるから安全だってこれ一番言われてることだから。
設定には深く突っ込まずに見ると面白いが詰まってる。むしろ設定のおかしみを楽しんでほしかったりする。
なんで面白いのかっていうとたぶんそういったところにあるんですよね。おもちゃみたく走る戦車だとか学園艦だとか。無茶な設定なんですけど、ふたを開けてみるととことん突き詰めていたり、かと思えばてきとうだったりする。
単純にキャラが魅力的なので、彼女たちの掛け合いだけでも面白かったりするんですけど。
その根幹が戦車道にあるものだから、そこを戦車道と分けて考えるのは間違ってますね。
さて劇場版には立川の映画館に足を運んだのですが、極音上映すごくよかったです。
皆言ってるので今更ですが。大スクリーンの迫力と音の楽しさがありました。
9位:輪るピングドラム
病弱な妹、陽毬。彼女は死に、そして妙な帽子を被って生き返る。陽毬は兄たちである冠葉と晶馬に言うのだった。
「──生存戦略、しましょうか」
幾原邦彦の奇策。キャッチコピーは「きっと何者にもなれないお前たちに告げる」、「僕の愛も、君の罰も、すべて分け合うんだ」。(wiki参照)
がっつりストーリー系の作品。
序盤の展開では頭のネジが飛んだシュールギャグなのかと思いきや(それはそれで面白かった)、中盤で視聴者を引き込み、後半で怒涛の伏線回収をする作品。
純粋にストーリーが面白かった。最終回は考察のし甲斐がありいろいろとサイトを巡ったものです。
視聴した後ならばこのキャッチコピーも確かな意味を持ってくるはず。そういう意味で記載しました。
私はストレス耐性がゼロの人間なので、途中から疲れたりもしたのですが、途中まで見てしまうと最後まで見なければ気が済まないのがこの作品のおそろしいところです。
あげる人はアニメランキングの上位にあげている作品。好みにもよりますが是非一度見てもらいたい作品です。
10位:メイドインアビス
凡と言わざるを得ない少女、リコ。記憶のないロボット、レグ。二人は〈アビス〉の深淵を目指す。たとえその先にどんな苛酷が待ち受けていようとも。
アビスの苛酷にめげない二人をひたすらすこれ。
ストーリーというよりは冒険ものであります。舞台となる〈アビス〉の世界観が深く練りこまれており、常に冒険の高揚感とスリルを味わえるのが本作の魅力でしょう。
苛酷苛酷と言ってますが近年まれに視ぬリョナ感でケモリョナ好きのディープな変態は絶対見ろって言われてますがそうじゃなくても面白いから見て欲しいです。
11位:フリップフラッパーズ
普通に平凡に何もなく生きてきた少女、ココナ。彼女の元に現れた謎のおてんば娘、パピカ。パピカはココナの手を引いた。さあ、出かけよう。冒険が待っている。
王道を征くバトルものではあるが、演出に魅せられる。
序盤はココナの葛藤をメインに〈ピュアイリュージョン〉を冒険する。このパピカとココナのコンビにニヤリとしつつ、他のキャラも非常に個性的。その魅力は後半にいくにつれストーリーと共にハマっていって、どんどんバトルが熱くなってのめり込んでいく。
ヤヤカが好きすぎるんですけど。
ストーリーの後半が読めてしまうのでそこが残念。演出と序盤の勢いでかなり引き込まれた作品です。
12位:Occultic;Nine
「オカルトとかワロス!!」
オカルトまとめブログの管理人、主人公・我聞悠太が256事件を追うのは必然だった。そんな彼を中心に集まる彼彼女らが辿り着くのは、眼クルメク世界ノ終ワリ──
科学ADVの新作。オカルトをテーマにした超常科学アドベンチャー。
最の高。相変わらずのSFネタにオカルトをぶちこんだ作品。理系にはたまらない一品となっています。
科学ADVの魅力である、実際に存在するSFネタを話に盛り込んでストーリーに上手くつなげていくというのが本作でもばっちり炸裂してました。今回は吉祥寺がたいへんなことになっていましたねw
以下軽いネタバレが入ります。
本作の「コトリバコ」ネタで一時期2chオカルトネタ漁りに夢中になったのはいい経験。またテスラと霊界の交信というのは元ネタがあるようでそこからテスラコイル、周波数といったワードを繋げてくるのはさすが志倉千代丸だなぁと。
リアタイ視聴では考察班が頑張ってくれて毎週わくわくしながら待っていた一方で、先が気になって仕方なかったです。
13位:マリア様がみてる
マリア様のお庭に集う乙女たちが、今日も天使のような無垢な笑顔で背の高い門をくぐり抜けて行く。汚れを知らない心身を包むのは、深い色の制服。スカートのプリーツは乱さないように、白いセーラーカラーは翻らせないように、ゆっくりと歩くのがここでのたしなみ。私立リリアン女学園。ここは乙女の園。
「ごきげんよう、お姉さま」
言わずと知れた百合の名作。百合大好きなので名作を一気に見てみようかということで百合アニメを幾つか見てみたけれど、「まりみて」をレジェンドと言いたくなる理由がよく分かった。
大奥のようなギスギスとした堅苦しい雰囲気化と思いきや、少女漫画のようなとっつきやすさのある作品でした。
結構びっくりしたんですよね。「お姉さま」なんて言うものだから貴族のお嬢様かなんかと思っていたら、主人公は平凡な女子高生で登場キャラも等身大に書かれていました。
まず一話を見て頂ければ肩の力が抜けると思います。
余談ですが本作品の前に「ストパニ」を見て私はキレました。断然私は玉青×渚砂派です。静馬の良さがこれっぽっちもさっぱりわからん! なんなら渚砂もそこまで好きじゃないんですけどね。スピカ組はもう何も言いません。ほんとヘイトを稼いだ挙句報われないストーリーでした。24話の時間を返して欲しい。
さてそんなうんちの話は置いといて「まりみて」に戻ります。
登場人物の関係に見ていてニヤリとできます。祐巳と祥子はもちろん、そこに絡んでくる白薔薇だったり同級生の妹組だったり釘宮理恵だったりホモだったり。
四期に入ると祐巳が一年からモテモテなんですけど、その中で姉らしく振舞う姿やそれでもなんやかんやで祥子の妹である一面とかが見れるのがほんっと尊さ爆発です。好きです。
14位:僕のヒーローアカデミア
「個性」を持つものが人を助けるヒーローになれる。「無個性」の主人公・デクはヒーローにはなれない。そんな彼の前に現れたのは、彼が最も憧れのヒーロー。
「轟焦凍:オリジン」で震えた。アクションアニメとして最高過ぎる。
中二病を擽られる作品。キャラクターの一言で鳥肌が立つ。
ジャンプの話題作です。デクって結局のところそんな強くないんですけど、そんな彼の言動に周囲は変えられていく。だから彼は間違いなくヒーローなのだろう。
上述した通りとにかく私は23話が好きでこの回だけ何度も見直しました。
以上です以下がでしたでしょうか? 個人的には「ハイキュー」「ガッチャマンクラウズ」「フリップフラッパーズ」あたりの名前を出せただけで満足です。是非。
……もちろん「アイカツ」と「プリパラ」は殿堂入り枠ですよ?